陶房・流水居 天野雅夫の器

日々の暮らしを楽しむというコンセプトの器たち。

新着情報!
2017年4月1日(土)~ 9日(日)@静岡県・伊豆修善寺総合会館【伊豆陶芸十人展】に出品します。
2017年4月下旬(詳細未定)@大阪市天王寺区・桃谷・space Mu展に出品します。

食を楽しむ器・炭化焼〆

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炭化焼〆 丸カップ

炭化焼〆の丸カップ。焼酎用にと買っていかれる方が圧倒的です。手の中でカップをころがしていると、ふうっとリラックスできそう。内側に釉薬が掛かっているので、汚れがつきにくく使いやすいのも人気の秘密。(¥2800+税)

しっとりとした肌合いの表情は、ひとつとして同じものはありません。一度高温で焼き締めてから、炭に埋めて再度低温で焼きます。

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炭化焼〆 面取りロックカップ・角皿

炭化焼〆の面取りロックカップ。ソーサーとして使っているのは、角皿・小(¥3000+税)。焼酎、ウィスキーのオンザロックに! そばちょこに!写真はアイスクリームとフルーツ。いろいろ使い回せて便利♪ 内釉無しタイプです。(¥3000+税)

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炭化焼〆 マグ・ビアタンブラー・ドリッパー付きポット

手前右は炭化焼〆のマグ。(¥3500+税)コーヒーはブラックに限るとおっしゃる方がお求めになってくださいます。手前左はビアタンブラー(¥2500+税)、中央奥はドリッパー付きポット(¥16000+税)、左奥にちらっと見えるのは角皿。(¥3800+税)

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炭化焼〆 ビアタンブラー

ビアタンブラー。(¥2500+税)泡立ちがクリーミィーで、ビールが格段に美味しくなります。夏の冷茶にもいいですよ~!冷蔵庫でカップを冷やしておけば冷たさが持続して、更に美味♪ 大人気のロングセラー。

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炭化焼〆 ドリッパー付きポット

ドリッパー付ポット。(¥16000+税)しっとりとした表情がクール。写真左側はドリッパーです。おそろいのマグも有。

ポットの中の口の部分が茶こしになっているので、紅茶など茶葉で淹れるお茶にもお使いいただけます。ほうじ茶や番茶をたっぷり、という時も活躍してくれそう。

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炭化焼〆 鉢

見込みの部分に釉薬が掛かった鉢。釉薬の微妙な厚さで、焼き上がりの発色が違ってきます。黒っぽいものから青いもの、白っぽいものまで。お気に入りの一枚を探し出す楽しみもありますね。(¥7000+税から)

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炭化焼〆 片口・ぐい呑

たわんだカタチが持ちやすい片口(¥5000+税)とぐい呑(¥3000+税)。ゆっくりお酒を楽しむには、やっぱり器にこだわりたいもの。その時々の気分やシチュエーションによって酒器を変えると、味まで違ってくるように感じます。

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炭化焼〆 角皿

角皿。(¥3800+税)焼き魚?チーズにフランスパン?和風にも洋風にも、いろいろに使える便利なお皿です。丸いお皿ばかりのテーブルで、角皿はいいアクセントになります。

器の扱い方・お手入れのことなど

!! 電子レンジ、食器洗い機のご使用はお控え下さい。まれに割れたり、釉薬の表情が変わってしまう場合がございます。


新しい器を使う前に


まず糸底(高台の底)がザラザラしないか、チェックしてください。まれにざらつく場合がございます。サンドペーパーなどでざらつきを落としてからお使いください。あるいは他の器の糸底と円を描くようにゴリゴリすり合わせてください。テーブルにキズがつくのを防げます。


お料理を盛りつける前に


器を水につけ、充分に吸水させてください。陶器は吸水性があります。乾燥している器にいきなりお料理を盛ったり、コーヒーなど入れますと、汚れの原因となります。吸水させたあと、表面の水分をふいてからお使いください。

そうして使っていても、徐々に貫入(かんにゅう・釉薬の表面の細かいヒビ)にシミがついてくるかもしれません。『器が育つ』といって、茶道のお茶碗では貫入のシミも『見どころ』として珍重しています。そのモノが経てきた時に寄り添い、その歴史を味わう気持ち。年代物のお茶碗の貫入は実に美しいものです。長く使ってきたものは、手ざわりまで柔らかくなってくるように思います。…といっても、きれいにしたい場合は、漂白です。


漂白する時


台所用漂白剤を、指示よりやや薄めにしてお使いください。すすぎは特に念入りに。茶シブは塩でこするとスッキリ落ちます。これ、小学校の家庭科で習って感動しました。何十年も昔の話ですが。本当によく落ちます。塩なら安心ですしね。


毎日のお手入れ


つけ置きはやめましょう。吸水性があるので、汚れが染み込んでしまう恐れがあります。油汚れがひどい時は、軽く拭き取ってから洗ってください。金属のタワシやクレンザーも、キズがつく恐れがあるので、NG。


しまう時


よく乾燥させてから、おしまいください。

…と、あれもダメ、これもダメと難しそうなことばかり書き上げてしまいましたが、とにかくどんどん使っていただくことが一番です。使うほどに愛着がわき、その器の扱い方もわかってきます。いろいろな使い方、盛り付けを試してみてくださいね。

小さな器ひとつで、日々の生活がちょっぴり、楽しくなってきますように!